トレードルールが必須である理由はただ1つ

トレードルールとは

トレードルールとは、その名の通りトレードのためのルールです。細かく見ていくと様々なルールを組み立てられるのですが、概要は以下のようなものです。

  • トレード額を幾らにするか
  • エントリー(売買)のタイミング
  • 利確のタイミング
  • 損切りのタイミング

まあ、「負けないためには損切りが大切」とか、そういうよく聞く話です。今回はトレードルールが必須である理由を考えてみます。

結論

もう先に結論を書いちゃいますね。トレードルールを自分の中で決めておき、それに従うこと。これが必須である理由はただ1つ。

「編み出したトレードの優位性を検証可能にし、改善可能にするため」

サラリーマンなら耳タコの「PDCA」というヤツですね。計画(Plan)して、実行(Do)して、評価(Check)して、改善(Action)する、といういつものアレ。あのPDCAがトレードにも必須なのであります。トレードで勝ちたいのであれば、ね。

よくある失敗を分析する

トレードでよくある失敗は、こんな感じです。

  1. 株などの投資対象について、短期の値上がりを期待して買ってみた。
  2. そしたら値下がりしてしまった。
  3. とりあえずナンピン買いで買値の平均値を下げてみた。
  4. そしたらさらに値下がりしてしまった。
  5. 損を確定するのが嫌だから、長期保有に切り替えて塩漬けとした。
  6. まあ、そのうち値上がりするでしょ。

よくありがちすぎて耳が痛いですけども、そこをグッと我慢して分析してみましょう。

問題点は、場当たり的にルールを変更している点です。これでは、初手の短期トレードの問題点を振り返る機会が減ってしまいます。何が悪かったのか振り返れないと、改善することもできません。また仮に長期保有が成功したとしても、その理由は偶然であり不明瞭。最初から長期投資する気なら、そのためのもっと良い投資プランを組み立てられたかもしれない。

初手から、「短期トレードが失敗した時は長期保有に切り替える」という策が十分に練られていれば問題ありません。しかし、状況に左右されて、あっちにフラフラこっちにフラフラしていては、トレードの内容が改善されず、そのために勝てない。そして負け続けるという訳ですね。

そのトレードに優位性があるかどうかも大切ですが、継続的に改善可能であること。そのためにはトレードがルールとして明確化されていなければならないという訳です。分かりやすい話ですね。

おまけ

先日、久しぶりに空売りをやってみたんですけど、その時、「当日中に手仕舞いしよう」と考えてその通りにしました。銘柄選定にまだ自信がなかったし、不用意に値上がりするのも怖かった。その時に、「あ、トレードの種類に応じて期限を設けるのは良いことかもしれない」と感じたんですよ。それがトレードルールを真面目に考えるきっかけとなりました。

あと、最近、こんな報道がありました。

真実かどうかはさておき、こんな裏ルールがあったら、プレイヤーである学生や選手はたまったもんじゃない。学習や訓練で鍛えたスキル、その評価方法が公明正大な採点方式ではなくて、非開示の謎ルールだったら非常に困ります。どう鍛えていいのか分からないですからね。また、合格した学生や選手のスキルってどれほどのものなのか、これも全く分からなくなります。何じゃこりゃです。

これらの報道はトレードとは関係ないですけど、ルールが定まっていないと、物事を客観的に正しく評価することも、精度を上げていくこともできない。その点では同じこと。そんな気付きがあったのでした。

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