逆日歩に売りなし vs 逆日歩に買いなし

最終更新日

投資格言には面白いものがたくさんあり参考になりますが、稀に「これ矛盾してるんじゃね?」というものもあります。その代表格がこれ。

  • 逆日歩に売りなし
  • 逆日歩に買いなし

どっちやねん!と思いませんか。どういう意味なのかは、カブドットコム証券のサイトをどうぞ。

逆日歩に売りなし、逆日歩に買いなし|金融/証券用語集

買方は逆日歩が入るので有利な上に、逆日歩を払わなければならない売り方が買い戻しに入り、踏み上げ相場となりやすいことから「逆日歩に売りなし」。しかし、そうそう上手い話もなくその内に下がってしまうこともあるため、逆日歩狙いの買いを戒める意味で「逆日歩の買いなし」とも言います。

そもそも逆日歩って何、という方はこちらをどうぞ。

この格言、別に矛盾しているわけではなくて、リスクの読めないものには手を出してはいけない、という意味なんですね。なるほどなるほど。じゃあ皆さん、逆日歩の付いた銘柄の売買は控えましょう!

…。

っていう結論になると思うでしょ。でも、ならないだなぁこれが。実際、逆日歩が付いた銘柄も普通に売買されているからね。あれ、この格言、信じられていないのでしょうか。よく分からなくなってきました。少し考えてみる必要がありそうです。

逆日歩に売りなし否定派

逆日歩に売りなしを否定して売りポジションを維持したり増やしたりしている売り方は、株価がもっと下がることを信じているわけですね。逆日歩と言っても額は様々、0.05円のものもあれば50円のものもある。0.05円ぽっち付いたところで売り方向の趨勢に変化なし、買い方が含み損に耐えられなくなって売ってくれることを待つわけです。大口が売り仕掛けたり手放したりしたら大成功。

逆日歩に買いなし否定派

逆日歩に買いなしを否定して買いポジションを維持したり増やしたりしている買い方は、もちろん踏み上げ相場を狙っているわけです。株不足で逆日歩が発生、売り方が逆日歩の支払いに苦しんで買戻しが発生すると。そうすれば、買戻しが買戻しを読んで踏み上げ相場が発生。こちらも、大口が買い仕掛けたり買戻したりしたら大成功。

銘柄にもよるという話

逆日歩が発生するくらい売り込まれているわけですから、直近の株価は下がっています。ここからさらに下げるか、逆に反発するか、それは銘柄次第であります。

業績不振が続いていて復活の見込みが薄い割高な銘柄なら下げ続ける可能性が高いでしょうし、決算発表で市場の期待に応えられず下げたけど配当利回りや株主優待が良い銘柄なら反発する可能性が高い。そりゃまあそうだ、と思いますよね。

まとめ

こうしてみると、逆日歩に売りなし、逆日歩に買いなし、は、外れてはいないけどちょっと断言しすぎかも、という印象を受けますね。真に受けすぎると、利殖の機会を逃してしまうかもしれません。なぜなぜ分析が大切、ということですね。

まあ、僕の考えもまだまだ浅いと思いますし、ご参考までに留めて頂ければ幸いです。ちなみに僕は「逆日歩に買いなし否定派」として、逆日歩の買いの研究を進めてまいります。

そんな感じで。

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