マネーフォワードの夏枯れ相場の原因を考える
2018年8月、マネーフォワード、いい感じに下げております。
まずは日足チャートをご覧ください。
8月9日をピークに、8営業日で約1,000円くらい下げてます。
単元株の100株で言えば、約10万円のマイナス。
いてえよ~!!
しかし何か悪材料があったかというとそういうわけではなく、逆に、好材料が出てこないことが、投資家の気持ちを離している原因と思われます。
ここで、マネーフォワードのプレスリリースとIRのページを見てましょう。
プレスリリース|株式会社マネーフォワード
IRライブラリ|株式会社マネーフォワード
プレスリリースは8月6日から、IRは7月18日から、なんにも出ていない…。株価の下落の時期と符合しますね。つまりそういうことです。たぶん。
もう忘れてしまったかもしれませんが、思い返してみると、マネーフォワードはいろいろな事業展開ネタを持っています。2018年11月期 第2四半期決算説明資料から再確認してみましょう。
- クラウド経営分析ソフト『Manageboard』を提供するナレッジラボ社をグループ化
- 『MFクラウド請求書』ユーザーが、請求データに基づき、売掛金を早期回収できるサービスを開始(MF KESSAI連携)
- マネーフォワードフィナンシャルの設立(仮想通貨に関するメディア、交換所、送金・決済)
- ”AI融資審査モデル”の開発に着手
- GMO Global Fintech Fundに戦略的パートナーとして参画
- インドのPFM『ORO Wealth』を提供する企業への出資
- 金融庁「FinTech実証実験ハブ」支援案件に参加
こういう面白ネタをたくさん持っているのだから、赤字企業として、事業投資の進捗を適宜公表してほしいものですね。
きっと、8月だったしお盆ど真ん中だったし、夏休みだったんですよ。
次のプレスリリースやIRを楽しみにしております。
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