宝くじとみずほ株のメリットだけに注目してハッピーになる記事
こんにちは、俺の株です。今日は、「宝くじ」と「みずほ株」について一記事書いてみました。どちらも個人に大人気。ではありますが、宝くじはときどきディスられたりしますね。かくいう僕もときどきディスります。この記事も最初は、「宝くじを買うお金があるならみずほ株を買え!」的な内容にしようと思っていたんですが、でもでも、ディスりは誰も幸せにしないのではないかと思い直し、両方のメリットだけ見てニヤニヤする感じにしてみましたよ。
それでは、宝くじとみずほ株のメリットだけを見てみましょう。
宝くじのメリット
宝くじ、日本人なら誰でも知っている「全国自治宝くじ」について、メリットを挙げてみましょう。
- 当たった時の金額がデカい
- 誰でも気軽に買える
- ドキドキ・ワクワク
まず、「当たった時の金額がデカい」について。当たったら数億円とか、庶民であれば一生目にすることのない金額がバンバン出てきます。例えば今年2020年のサマージャンボ宝くじならこんな感じ。
等級等 | 当せん金 | 本数 |
1等 | 500,000,000円 | 21本 |
1等の前後賞 | 100,000,000円 | 42本 |
1等の組違い賞 | 100,000円 | 2,079本 |
2等 | 10,000,000円 | 42本 |
3等 | 1,000,000円 | 630本 |
4等 | 10,000円 | 126,000本 |
5等 | 3,000円 | 2,100,000本 |
6等 | 300円 | 21,000,000本 |
宝くじを買うだけで!そのうちの21人くらいが!5億円ゲット!
ステキです。当てるだけで人生勝ち組やで…。
次に、「誰でも気軽に買える」について。宝くじは、販売期間中に販売所に行けば、特に手続きなく誰でも簡単に買えます。超お手軽です。他にもロトやナンバーズがあり、だいたいいつでも買えます。思い立ったが吉日、で買えるんです。気楽で良いですね~。
こんな感じなので、宝くじの雰囲気は「ドキドキ・ワクワク」。一人でも恋人同士でも家族でも、誰でも気軽に夢を買える。そういうのが宝くじです。
では一応、「どれくらい儲かるのか?」ってことですが、期待値はざっくり-50%です。1枚300円の宝くじを買ったら、150円くらい戻ってくる計算です。そして1等はまず当たりません。
宝くじは“どれくらい当たる”のか? 高校数学で考える「当せん金額の期待値」 – ねとらぼ
直近にあった2018年のサマージャンボでは、1等の5億円に当たる確率は0.00001%と微々たるものでしたが、6等300円まで行くと10%となかなかのものです。これらの「金額×確率」の値を足していったところ、期待値はおよそ141円でした。
まー、ほぼ確実に損をするということです。無くなったお金は主に地方自治体の公共事業に使われるので、「貧者の税金」と言われたりもします。この辺が宝くじのディスられポイントであります。
でも、ちょっと待ってください。宝くじを資産運用の視点で見ていいのでしょうか。そうではなくて、アミューズメントの部類だと捉えたら?映画やライブ、遊園地やスポーツ観戦と同じカテゴリだと捉えてみたらどうでしょうか。
買うときのワクワクや、当選番号をチェックするときのドキドキは、とても楽しいものです。それで払ったお金の半額くらいが戻ってくるのなら、それはそれで良いじゃないですか。「夢を買う」というのは正にそういうことなんですね。
みずほ株のメリット
続きまして、みずほ株、証券コード8411「みずほフィナンシャルグループ」の株を買うことについてです。ちなみに、数多ある株の中でみずほ株を選んだ理由は、宝くじを販売している銀行はみずほ銀行だけなので、並べてみたら面白そうだな~と思った次第。
メリットはこちらです。
- 手堅く配当金がもらえる
- 紙くずになりにくい
- フムフム・ホクホク
まず、「手堅く配当金がもらえる」について。みずほ株を買って持ち続けていると、年間の利回りは5.64%です(2020年8月9日現在)。

例えば、みずほ株を100万円分買って持っていれば年56,400円の配当があり、約20%の税金がかかって約45,000円くらいをゲットできます。元手と合わせて104.5万円。ちょっとしたお小遣いがほぼ確実にもらえる訳ですね。ちなみに宝くじの場合、元手100万円で年5回のジャンボ宝くじに毎回投入すると、1回の期待値を-50%として結果は31,250円です。めっちゃ溶ける…。
次に、「紙くずになりにくい」について。株を買うなんて怖い!何かの拍子に価値が半分になったりする!というお話もあります。ではここで、みずほ株の2004年から現在までの株価の推移を月足チャートで見てみましょう(クリックで拡大)。

2020年8月9日現在の株価は1株132.9円、最近の値動きは落ち着いたものですが、もし2006年ごろに買ったら1株1,030円、今まで持ち続ければ価値はなんと8分の1くらいになります。これはなかなか恐ろしいことです。しかし、一気に買わずに少しずつ定期的に買い付けるドルコスト平均法を使えば、まあだいたいどうにかなります。今のPERは10.55倍で割安と捉えれば、今後の株価は大きく下がらないかもしれませんし、逆に上がるかもしれません。
参考:「PER(株価収益率)」の意味をやさしく解説!株初心者でも、その株が「割安か、割高か」がわかる大事な指標「PER」の「意味」と「使い方」とは?
あと、みずほフィナンシャルグループは日本の3大メガバンクの一角ですから、倒産とか上場廃止とかにはまずならないでしょう。ヤバい時はお国が助けてくれそう。減配も、配当状況からしてあまり考えにくいかな…。
参考:みずほFG:配当の状況
こんな感じなので、みずほ株の雰囲気は「フムフム・ホクホク」。宝くじを買うよりはかなり難しいですが、世の中やみずほの動向をよく見ながら、少しずつ買い増して手堅く利益を重ねていくイメージ。
ちなみに、株の売買は通常100株単位なので、今買うなら最低で13,290円+手数料が必要ですが、1株から売買する単元未満株なら最低で132.9円+手数料で済みます。また、単元未満株の手数料部分も、最近は安く抑えられるようになってきたので、本当に少額で始められます。
参考:単元未満株の売買手数料が安い証券会社
あ、2020年10月からは株式併合で今の10株が1株にまとめられ、1株1,329円になるのでご注意を。それでも少額ですけどね。
参考:みずほFG:定款の一部変更および株式併合に関するお知らせ
あなたはどちらを選ぶ?
宝くじとみずほ株を比べてみて、あなたはどちらを選ぶでしょうか。お金が増えそうという点を除けば、かなり性格が違うモノであります。もちろん、お金が減る可能性を避けるために、どちらも選ばずみずほ銀行に預金、そんな選択肢もあるでしょう。
- ドキドキ・ワクワクしたいなら「宝くじ」
- フムフム・ホクホクしたいなら「みずほ株」
- とにかくお金を減らしたくないなら「みずほ銀行に預金」
いずれにせよ、お金を増やすことについて、いろいろ比べたり考えたりしてみるのも面白いものですね。
追記
なぜか謎のみずほ推し記事になりました(笑)。
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