「ナンバーワンよりオンリーワン」の銘柄を1つ選んでみた件

はいどうも~、俺の株です。今回は、とあるニュースを見て、「ナンバーワンよりオンリーワンの株を買いたいなぁ」と思った話を書いてみます。それで、最後にオンリーワンっぽい銘柄を1つ選んでみました。手っ取り早く最後だけ見て頂いても構いませんので。

世界に一つだけの花

作詞・作曲は槇原敬之、歌ったのはSMAP、名曲『世界に一つだけの花』、まずはお聴きください。

NO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnly one

リリースされた2003年当時はイケイケドンドンだった槇原敬之もSMAPも、今はアレなことになっちゃって、ナンバーワンもオンリーワンも栄枯盛衰するんだなぁと思う次第です。あと、いろいろ解釈が分かれる曲でありますけれど、いろんな解釈は他の方々に任せるとして、ナンバーワンとかオンリーワンとか言いたいだけで引用してしまいました。すんません。

ジャパン・アズ・ナンバーワン

かつて日本は、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われ、高度経済成長期そして安定成長期を謳歌していました。

が、それも今は昔です。そんなことを思い出したニュースがこちら。

テスラが電池材料で戦略転換、パナソニックとの二人三脚に影響も | 日経クロステック(xTECH)

 テスラは今、電池戦略の転換期を迎えている。同社CEO(最高経営責任者)のイーロン・マスク(Elon Musk)氏は、革新的な電池技術について発表する「Battery Day」を2020年6月中に開催する意向を示している。長年パナソニックに託してきた電池のサプライヤーについても、新たに中国CATL(寧徳時代新能源科技)や韓国LG化学(LG Chem)と調達契約を結んだ。

その昔、自動車とか電気製品とか、近年では液晶テレビとか、日本が世界を一世風靡した時代がありました。しかし、それらはコモディティ化したり新しい価値を創出できなかったりして、次第に他国との競争に敗れ、今のイマイチ目立たない日本があります。まあ自動車はまだトヨタが頑張っていますけど。で、日本はなぜこんなことになってしまったのか。理由は諸説ありますが、結果論として競争になりやすい土俵で戦っていた真似されないための工夫が足りなかった、ということだと思います。マーケティングで戦場を把握し、競争力の源泉となる秘伝のタレを生み出し、そして守り続ける。そうしないと競争では勝ち続けられないのであります。

ニュースで見かけたパナソニックも、業績面で伸び悩んでいるようで。

参考:パナソニックの企業情報 – 6752 / 東証1 / 電気機器 | バフェット・コード

ブルー・オーシャン戦略

で、思い出したのが「ブルー・オーシャン戦略」であります。

ブルー・オーシャン戦略 – Wikipedia

競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説いている。そのためには、自分の業界における一般的な機能のうち、何かを「減らす」「取り除く」、その上で特定の機能を「増やす」、あるいは新たに「付け加える」ことにより、それまでなかった企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だと主張している。

レッド・オーシャンで戦い続けるのはしんどいから、新しい土俵を生み出して、そこで商売しようぜ、というもの。そうすれば価格のコントロールもしやすい。まあ、商売敵は同じ人間ですから、そんな海は簡単には見つけられないんですけどね。投資家の視点で言えば、ブルー・オーシャンを主戦場としている、苛烈な価格競争に巻き込まれていない、利益を生み出し続けられるオンリーワンの企業に投資をしたいものです。

ウォーレン・バフェットの「経済的な堀」

こんなことも思い出しました。ウォーレン・バフェットの「経済的な堀」(Economic Moat)であります。

経済的な濠とは何か。【バフェットも注目する投資の原則を解説します】

「経済的な濠」とは、企業がライバル企業からの類似商品の販売や新規参入や防いで、優位にビジネスができる「強み」のことを言います。
ようするに、他社が同じことをできないビジネス上の強みのことを言います。

他社から競争を仕掛けられても攻めきれないような堀を作っている企業は、価格面で有利にビジネスを展開でき、得られた利益でさらなる発展を進めることが出来るというもの。難攻不落のお城のような企業に投資すれば、継続的なリターンを期待できるということですね。

グローバルニッチトップ企業

そういうオンリーワンな企業って日本にはあるんだろうか?と思っていろいろググっていたら、辿り着いたのがグローバルニッチトップ企業であります。経済産業省のお墨付き。

2020年版グローバルニッチトップ企業100選(METI/経済産業省)

2020年版グローバルニッチトップ企業の定義
大企業:特定の商品・サービスの世界市場の規模が100~1,000億円程度であって、過去3年以内において1年でも、概ね20%以上の世界シェアを確保したことがあるもの
中堅企業・中小企業:特定の商品・サービスについて、過去3年以内において1年でも、概ね10%以上の世界シェアを確保したことがあるもの

これ発表前に株買っておけば儲けられるんじゃね?とかいう邪推はさておき、選ばれた100の企業は、さすがニッチというだけあって装置、素材、部品を生業としている企業が多いです。ワンストップサービスとかトータルビジネスとか、そういう感じはしない。でも、日本が装置・素材・部品大国だっていいじゃないですか。狭い国土の日本で、狭い視点でモノを見ていたら、細かいことが得意になっちゃった、みたいな。これはこれで十分な競争力であります。エスニックジョークでも、日本人が小型化もしくは高性能化するのが常であります。

というわけで、シェアがクッソ高くて順位付けが無意味なレベルのオンリーワン企業。日本では装置、素材、部品まわりが手堅そう。まあ、ぱっと見、ビジネスをどんどん拡大していく空気は感じないので、投資対象として選定するならば、安定的なインカムゲイン狙い、何かの幸運でヒットしたり買収されたりすれば株価上昇のキャピタルゲインも狙える、そんな感じですかねぇ。

例えばこんなオンリーワン

というわけで、グローバルニッチトップ企業の中で、以下の基準で選んでみました。

  • 配当利回りが高い
  • PERが低い
  • 自己資本比率が高い
  • 業績が悪くない

その結果がこちら。昭和真空

株式会社昭和真空ホームページ:真空装置

水晶デバイス製造装置で世界シェア80~90%です。シェア高すぎぃ!この装置を使って、スマホや自動車、内視鏡に使われる細かい部品が作られます。これはなかなか良いオンリーワン。小さい城でありながら、堀はそこそこ高そうです。製品がすご~く細かくて、他国から攻め込まれにくそう。

ファンダメンタルズ分析面では、2020年8月16日時点で、配当利回り4.2%、配当性向43.1%、PERは11.4倍、自己資本比率61.8%、売上はやや横ばいで営業利益率10%程度。インカムゲインを狙いながら、何かの拍子に注目されれば楽しいかも?というところ。どうでしょうかね~。

参考:昭和真空の企業情報 – 6384 / ジャスダック / 機械 | バフェット・コード

というわけでこの昭和真空、僕は買いタイミングを見計らっています。

おわりに:他にはどんなオンリーワン?

こんな感じで、手堅そうなオンリーワン企業を探し出して、ちょっと買ってみるのも面白いと思います。東証に上場しているのは2020年8月16日時点で3,717社もあります。きっとステキな企業が見つかると思いますよ。

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