確定拠出年金の放置は「大損」していることと同じ

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はいどうも、最近やっと確定拠出年金、具体的には企業型DCをいじり始めた俺の株です。

いやー、大失敗ですね。なんでこれもっと早くいじり始めなかったんだろう。完全に失敗ですよ。僕の約15年を返して欲しい、いや返して欲しいというかこれは自己責任、僕が甘かった結果ですから、仕方ないんですけどね。過去はもう戻ってこないので、せめてこれからの未来に対して、取り得る策を打っていきたい、そんな気持ちであります。

確定拠出年金って何?

ではまず、確定拠出年金って何か?ですけども、知識の浅い僕が語るよりも、りそな銀行さんに教えてもらった方が良いでしょう。

わかりやすく解説!はじめての確定拠出年金・iDeCo(イデコ) | りそな銀行 確定拠出年金

へー、確定拠出年金には企業型DCと個人型DCがあって、個人型DCがiDeCoなのね。全然知らんかったわ(汗)

でね、税制上のメリットがあるとかそういう話もありますけど、大切なのはそこじゃない。以前は、企業年金は確定給付年金が多かったみたいなんですが、今は確定拠出年金が主流だとか。これらの違いを超単純に比べると以下です。

企業年金 貰えるお金 積み立てるお金
確定給付年金 保証される 企業が調整する
確定拠出年金 個人の運用次第 固定

つまり、給付額が確定しているか、拠出額が確定しているかの違いですが、まあぶっちゃけ、企業がお金出すから個人で運用して頑張ってね、という制度ですよ、確定拠出年金は。ここまで分かれば、確定給付年金から確定拠出年金への移行が進んでいる理由は言わずもがな。

パナソニックに続いてソニーも確定拠出年金100%へ~なぜグローバル企業は確定拠出年金に切り替えるのか(山崎俊輔) – 個人 – Yahoo!ニュース

かつて「会社が運用難であるから確定給付をあきらめ、確定拠出年金に切り替える」という説明が行われましたが、今はむしろ業績好調のタイミングながら確定拠出年金の普及が加速していることになります。なぜでしょうか。
(中略)
企業が制度を運営するとはいえ、確定拠出年金制度にすると運用の結果は社員ひとりひとりの自己責任に委ねられるため「会社の債務」となりません。それが上場企業にとっては魅力になっています。

というわけで、確定拠出年金の放置は、定年後に貰える年金を放置しているのと同義。放っておいたら運よく大儲けになっているかもしれませんが、そんな運否天賦でいいんでしょうか?っていう話です。

なぜ放置してしまうか?

ではなぜサラリーマンは確定拠出年金を放置してしまうのでしょうか。いやいや、それでは主語が大きすぎる。なぜ僕は確定拠出年金を放置してしまっていたのか、その理由を挙げます。

約15年ぐらい前に、これからは確定拠出年金だからと説明を受けて始まりましたが、まあこれが全然分からない。投資に対する基礎知識が全然ないものだから、リスク資産=減ったら嫌だ、くらいの感覚しかない。どうやら会社は年金の確定給付が保証できないから、個人にそのリスクを押し付けるんだという話は分かった。でも、肝心の運用商品が選べない。ハイリスクハイリターンの博打(ギャンブル)みたいになっても困るし、でもよく分からないしで、選んだのは元本保証型のもの。今までずーーーっとそれ。

たまに、確定拠出年金の残高のお知らせが来るんだけれども…。

こんなもんか~、と思う程度。元本保証型だし、気にすることはないよね~、と。

あと、世の中の噂では、「金融機関がオススメしてくる運用商品は、彼らが儲けるための手数料が多くてボッタクリ」とかいう話もよく耳にするし、リスク資産を選ぶのは罠ではないかと思って、月日がどんどん流れてしまう。そして相変わらず投資に対する基礎知識はないまま。

iDeCoをやる人は、資産運用をしようと思って始めるからそれなりに考えて運用するでしょうけど、企業型DCの場合は、なんだかよく分からないけど強制的に始まるから、知識も心構えも全然足りない。そしてそのままズルズルと時間が経ってしまう。

これが、僕が確定拠出年金を放置してしまった理由です。

放置するとどうなるか?

では、確定拠出年金を放置するとどうなるか。「元本保証型の運用商品を選んでおけば鉄壁の守りだから、別に放置していていいんじゃない?」という話もありますけれど、いやいや、本来の確定拠出年金の位置づけを思い出して頂きたい。個人が頑張って運用しないと、年金が増えないんです。つまり、機会損失がすごいことになってしまう。また逆に、ハイリスクな運用商品を選んで放置すると、完全なる博打状態になってしまう。老後資金を博打でスッてしまっていいものか?と。

例えば、元本保証型の運用商品と、外国株式の投資信託(年利回り5%と仮定)を比べてみましょう。月1万円、35年間積み立てた場合です。はい、よく見かけるありがちなグラフ、ドン!(クリックで拡大)

35年後、元本保証型が420万円、外国株式が約1083万円。ざっと2.5倍の違いです。差額は約663万円。この機会損失を看過できるでしょうか。いやできません。少なくとも僕には出来ない。だからめちゃくちゃ悔しいんです。でもでも、この現実を受け入れて、前に進むしかないんですよ!(号泣)

どうすればいい?

では、どうすれば良かったんでしょうか?また、今からどうすれば良いのでしょうか?

まず、確定拠出年金をキチンと運用するために、投資に対する基礎知識を学ぶこと。長期投資や投資信託についてですね。例えばこんな感じ。

  • 今なら日本株よりも米国株の方が上昇する可能性が高いこと。
  • 米国株のインデックス投資が割と安定的にキャピタルゲインを得られること。
  • アクティブ・ファンドよりパッシブ・ファンドの方が運用コスト(信託報酬)が安いこと。
  • 長期投資をするなら運用コストを出来るだけ下げるのが大切なこと。
  • 長期投資にはドルコスト平均法が割と有効であること。
  • 年齢が上がってきたら、株式から国債にシフトして、資産価値を下がりにくくすること。

その上で、自分の年齢に応じた運用商品を選びます。若ければ外国株式(米国株が多めのヤツ)のインデックス・ファンドを選んでおけば割と間違いないですし、仮に暴落が来ても時間が解決してくれたりします。60歳に近づいてきたら、国債や元本保証型の運用商品に切り替えていけば、暴落で大損することを防げます

あと、ほぼ確実に株式に投資することになりますから、株式市場の様子は常日頃から確認しておく必要があります。今は米国株がアゲアゲでも、5年後、10年後には状況が変わっているかもしれない。その状況に応じて、運用商品を緩やかに切り替えていくのが肝要。放置していたら、結局は機会損失か博打になりますから。個人的には、月一積立なんだから、月一回は評価額を確認しておきたいと考えています。

え、面倒ですって?

投資に興味ないのに株式市場とか見たくないって?

はい、ごもっともです。おっしゃる通り。投資に興味のない人にとって、とっても面倒なんですよこれ。この面倒さを、企業が社員に背負わせているんですから。企業責任を社員責任にしたのが確定拠出年金。そういうことです。

ちなみに、僕の確定拠出年金はNRK(日本レコード・キーピング・ネットワーク株式会社)で運営管理をしてもらっていますが、毎月買う運用商品の変更や、既に保有している運用商品の買い替えが、Webサイトでものすごく簡単に行えます。これも早く知っておけばよかったなぁ…。今ちょうどGW中のメンテで使えないので、画面紹介できないですけども。

あと、僕は今まで全力で元本保証型の運用商品しか買ってこなかったので、全力で外国株式(米国株が多めのヤツ)の投資信託を買うように変更しました。さらにこの先1、2年をかけて、保有している元本保証型を少しずつ外国株式に買い替えていきます。ドルコスト平均法ですね。もし途中で暴落が来たら、多めに買い替えるようにします。そういう作戦であります。

まとめ

というわけで、確定拠出年金の企業型DCを放置している人は、今からでも遅くはない、運用に取り組むべきなんです。そうしないと機会損失がもの凄いことになります。学生さんや新人さんは、早いこと投資について学んで、安定的にお金を増やすことが出来るんだという現実を理解してください。早ければ早いほど良いです。仮に失敗したとしても、取り返しがつきますからね。定年してから、なんとなく貯まった確定拠出年金を元手にさて投資を始めようとか言っても、金融機関にカモられるだけですから。

またそのうち、僕の運用成績でも載せようと思います。お楽しみに。

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